漁業調査船「たじま」業務日記
定点底びき調査(平成20年5月1-2日)
調査目的:香住沖に設けた定点においてトロール網による試験操業を実施し、主要底魚類の水深帯別分布状況をモニタリングすること。
調査海域:香住沖の7定点(水深350・300・275・250×2・225・200m)
使用漁具:「たじま」所有の調査用着底トロール網(袖先間隔20m、コッドエンド14節)
調査内容:調査用着底トロール網による試験操業(3ノット、1.4マイル曳き)
コッドエンド(袋網)
調査用の網なので目合いが細かいです。写真は揚網完了で、このまま吊上げて総重量を量ります。
主要底魚類 その1
ズワイガニです。「但馬の冬の味覚」の代表といった感がある、大事な資源です。オス・メスや状況による選別後計測を行います。
主要底魚類 その2
ハタハタやカレイ類なども選別後にパンチングして体長を記録したり重量計測をして、その水深帯にどの大きさのものがどのくらいいるのかを調べます。
速やかに・・・
計測を終えたズワイガニは海底に帰ってもらいます。