①入渠

入渠したらドック内の水を抜きます。水が抜けるとスラスター（船を横方向に動かすための動力装置）や船底の汚れが見えるようになりました。

②プロペラ周り（洗浄・塗装前)

プロペラにフジツボ等の海洋生物が付着していました。これらが付着していると船体抵抗が増加し、船速や燃料効率が低下するので綺麗に落とす必要があります。

③洗浄作業

真水で高圧洗浄を行い、塩分や大きな汚れを落としていきます。

④塗装作業

塗装が劣化している箇所は塗装を剥がして錆止め塗料（グレー）を塗り、乾燥後さらにペンキを上塗りします。

⑤プロペラ周り（洗浄･塗装後）

ペンキが塗り終わり、見違えるほど綺麗になりました。