漁業調査船「たじま」業務日記

ずわいがに籠調査(平成19年6月11日)

調査海域:兵庫県美方郡香美町沖 ずわいがに保護区域(内・外) 水深250m
使用漁具:かご延べ縄 かご数 20個×2連
調査目的:ズワイガニを対象に、調査船によるかにかご試験操業を実施し、資源水準や漁獲物組成のモニタリングを行う。
結果概要:ずわいがに保護区域内では、雄26尾、雌(アカコ)10尾が入籠しました(昨年はそれぞれ88尾、2,630尾に加え、未成熟の雌が8尾でした)。ずわいがに保護区域外では、雄11尾、雌(アカコ)2尾が入籠しました(昨年はそれぞれ337尾、87尾に加えて、未成熟の雌が7尾でした)。

6月5日(火)

ロープ積み込み作業の様子です。
兵庫県のトライやるウィークの取り組みの一環で、香住第一中学の二年生3人が手伝ってくれました。

6月11日(月) 漁場に向けて航行中

かごに取り付ける餌(冷凍サバ)を準備しています。

6月11日(月) かご投入作業

船尾からかごを順次水中に投入していきます。

6月12日(火) かご揚げ作業開始

ブイ(標識)をスマル(ロープを引っかける道具)で引き上げます。

かご揚げ作業

幹縄からかごを外し、後部作業甲板に引き揚げます。

漁獲物測定

かごに入ったカニのサイズ(甲幅、鋏脚の太さ)を計測しています。