漁業調査船「たじま」業務日記
スルメイカ漁場一斉調査
年月日:令和元年6月24日~27日
調査目的:日本海で漁獲対象となるスルメイカは前年の秋季に発生した群(秋季発生群)が主体となっている。この調査は秋季発生群の来遊量および分布状況を把握し、長期漁況予報の資料及びABC(生物学的許容漁獲量)を算定するための基礎資料を得ること。
調査海域:香住沖~鳥取沖の調査参画機関ごとに設定された定点
調査内容:①海洋観測②釣獲試験③生物測定 など
海洋観測
各調査点において水深500mまでの水温および塩分の観測を行います。また表面水温や透明度も計測します。
観測データ出力
観測機器からデータを読み取り集約します。とりまとめ機関へ報告するほか、漁業者へも情報提供します。
潮帆投入!
風や潮の方向に船首を向けて船を安定させるために使用します。
潮帆展開!
潮帆が適切に展開しているか確認しています。
操業前試運転
操業前に試運転をしてイカ釣り機が適切に作動しているか確認点検します。
集魚灯点灯!!
いよいよ操業開始です。20時から翌朝4時までの8時間、釣獲試験を行います。
操業中にも、、、
操業中に仕掛けが切れたり絡まったりするので合間を見てイカ釣りの予備具を作成します。
生物測定
スルメイカの外套背長(胴長)を測定しサイズ組成を調べます。