漁業調査船「たじま」業務日記

水質調査・但馬定点観測

調査年月日:平成29年4月21日
調査目的:水質測定計画に基づき定期的に継続して水質調査を実施し、水質の汚濁の状況を常時監視することにより、海域の水質を保全することを目的としています。(環境課の職員も乗船)
調査海域:兵庫県日本海沿岸(豊岡市津居山港内から新温泉町浜坂鬼門埼にかけての沿岸海域)
調査内容:①表層水・海面下2mの採水と測温、水質の分析(水質) ②透明度・海水色測定(水質) ③観測点9点での海洋観測(但馬定点観測) 

採水器

浅い水深で使用する採水器です。(環境課からの持ち込み機器)

水面下2mでの採水

船が止まって、採水開始です。

採水瓶

表層水と水面下2mで採取した海水に薬品を入れて分析委託業者が、海水中の溶存酸素量を調べます。

透明度測定

船員が持っているのが透明度板です。

海洋観測

ASTD(観測機器)で海底までの水温・塩分計測を行います。

ASTD(観測機器)の投入

多目的観測ウインチで海底まで降ろしていきます。