漁業調査船「たじま」業務日記
曳航式水中VTR観察
調査年月日:平成28年3月29日
調査目的:ハタハタを対象として、潜泥個体の有無、遊泳個体との比率、遊泳個体の遊泳水深、遊泳姿勢、群れの形状に関する情報を得る
調査海域:香住沖(距離20㎞、水深230m~240m)
調査用具:曳航式ソリ・水中ビデオカメラ(deepSea2000)、起こしチェーン・ネットレコーダー・SCANMAR、STD
調査内容:ハタハタと思われる魚探反応が確認されたポイントで水中ビデオカメラを搭載したソリを曳航
①カメラセッティング
カメラの角度やライトの角度を調整し、しっかり撮影できるようセッティングしています。
②曳航開始
カメラとライトを取り付けた桁を海へ投入していきます。
着底したら、ワイヤーの長さを調節しながら曳航していきます。
③調整整
二回目の曳航の前に、一回目で得られたデータを元に、次の撮影の精度をあげるため、カメラ等の取付角度を調整しています。
④曳航式受波器
ソリを投入するのと同時にネットレコーダーの受波器を投入し、曳航を開始します。
これを入れることにより、正確に桁の位置を把握でき、より正確な調査をしていくことができます。