漁業調査船「たじま」業務日記
混獲防除漁具改良試験(駆け廻し漁法による)
調査年月日:平成26年11月21日、12月8・10日
調査目的:ズワイガニ排出口のカニ網における効果の確認
調査海域:香住沖(130m~275m付近)
使用漁具:駆け廻し網(カニ網)
調査内容:駆け廻し網(〃)の身網下胴に配置した排出口の外側をカバーネットで覆い、入網物の排出割合を確認する。
駆け廻し網
陸上で広げるととても大きく感じます。ズワイガニ排出口を取り付ける細工(写真赤丸)を施しています。
水中ビデオカメラ
ズワイガニ排出口からどのようにカニが抜けるかを確認する為にカメラ(写真赤丸)を取り付けました。
センサー
網に取り付けるセンサー(写真赤丸)です。この二つのセンサーで水温と流速等が分かります。その他にも網の深さ・網の広がりが分かるセンサーも取り付けています。
排出されたズワイガニ(カバーネット)
カニ網においても排出口が有効であることが確認できました。