漁業調査船「たじま」業務日記

ベニズワイ調査

調査年月日:平成26年6月9~11日
調査目的:日本海において、桁網およびかにかごによるベニズワイの採集調査を行い、水深帯別の分布密度、甲幅組成を継続的に把握する。
調査海域:兵庫県但馬沖合ベニズワイ操業海域(今回の調査は水深800・1000・1300・1500m帯で実施)
使用漁具:深海用桁網(底びき網の一種)、カニ篭
調査内容:深海用桁網およびカニ篭試験操業を実施

カニ篭

篭があがってきました。篭の中には、餌として鯖を吊しています。それにつられてベニズワイガニが入ってきます。

硬度測定

ペンのような先の尖った機器を甲羅に押しつけて、甲羅の硬度を測ります。

甲幅測定

ノギスを使用し、細かいところまで甲羅の幅を測ります。

深海用桁網の入網物

ある程度選別した後の入網物です。このような中から、小さな稚ガニが紛れていないか探します。