漁業調査船「たじま」業務日記
漁具改良試験(駆け廻し漁法による)
調査年月日:平成26年5月27・28・29・30日
調査目的:たじまが使用している駆け廻し漁具の曳網中の形状の計測を行い、操業の省エネ化につながる情報を得ることを目的とする。
調査海域:香住沖(200m~300m付近)
使用漁具及び機材:駆け廻し網(魚網・カニ網・ホタル網)・水中ビデオカメラ・深度計・網速度計・張力計・袖先間隔計・展開間隔計・俯角計
調査内容:①現用駆け廻し漁具の性能調査
②新型曳綱の実証試験
展開間隔計
漕ぎ綱(緑のロープ)の開き具合を一定時間毎に計ります。
俯角計
漕ぎ綱の俯角(水平からの角度)を展開間隔計同様に一定時間毎に計ります。
これらは船速及び網に掛かる負荷により変化します。
揚網中
網があがってきました。網やロープに取り付けた計測機器を順次外していきます。
選別作業
駆け廻しは網が大きい分、入網物も大量です。次の調査地点までに全員で選別にとりかかります。