漁業調査船「たじま」業務日記

混獲防除漁具改良試験(駆け廻し漁法による)

調査年月日:平成25年12月5日、平成26年1月7日
調査目的:身網下胴からのズワイガニ排出口の開発
調査海域:香住沖(200m~240m付近)
使用漁具:駆け廻し網(魚網)
調査内容:駆け廻し網の身網下胴に配置した排出口の外側をカバーネットで覆い、入網物の排出割合を確認する。

ズワイガニ排出口製作中

排出口の大きさが均一になるように気を遣いながらも頑丈に作ります。

取り付け

製作した排出口を網本体に取り付けました。

カバーネット

排出口に取り付けたカバーネットです。排出口から抜け出たズワイガニは、このカバーネットの中に入ります。多くのズワイガニが抜け出ているのに対して、カレイ類はほとんど抜け出ていない(カバーネットの中に入っていない)ことが分かりました。この後、種類別に数量を調べます。

排出口からの入網物

うまくズワイガニが抜け出ていました。