漁業調査船「たじま」業務日記
漁具改良試験(駆け廻し漁法)
調査年月日:平成25年5月13・14・15・16・17日
調査目的:たじまが使用している駆け廻し漁具の曳網中の形状の計測を行い、漁獲効率の向上につながる情報を得ることを目的とする。
調査海域:香住沖(200m~300m付近)
使用漁具及び機材:駆け廻し網(魚網・カニ網・ホタル網)・水中ビデオカメラ・深度計・網速度計・張力計・袖先間隔計
調査内容:①現用駆け廻し漁具の性能調査
②新型曳網の実証試験
ミーティング
今回、共同調査を行うニチモウ(株)他の方々とのミーティング風景です。細かな調査方法・疑問点を話し合いました。
深度計
ロープ及び網の各箇所に取り付けました。曳網中、取り付けた各ポジションの浮き沈みが確認できます。
袖先間隔計
中央にある銀色の筒のような機器が袖先間隔計です。駆け廻しは、ひし形にロープを入れるため、網の両袖の間隔が一定ではありません。この間隔計を使うことで、船速と時間経過とを見比べて、その時々の袖先間隔が分かります。
張力計
漁具全体にかかる力を計ることができます。今回使用した網では、一番大きいホタル網で最大の張力が計測されました。