漁業調査船「たじま」業務日記

ベニズワイ調査

調査年月日:平成24年6月11~13日
調査目的:日本海において、桁網およびかにかごによるベニズワイの採集調査を行い、水深帯別の分布密度、甲幅組成を継続的に把握 する。併せて、現行漁具と改良漁具との入網物の比較を行う。
調査海域:兵庫県但馬沖合ベニズワイ操業海域(今回の調査は水深800・1000・1300・1500・1700m帯で実施)
使用漁具:深海用桁網(底びき網の一種)、カニ篭
調査内容:深海用桁網およびカニ篭試験操業を実施

積込み完了!

今回のカニ篭試験操業で使用する漁具です。ロープは長さ約8000m、カニ篭は35篭、準備しました。

投篭開始!

エサの鯖をつけた篭を順次、投入していきます。

深海用桁網

この桁網を使用することで、カニ篭では採捕できない稚ガニや脱皮期のカニを獲ることができます。

大量の泥と共に!!

網があがりました。この大量の泥の中からベニズワイを探し出します。

深海用桁網で入網した

稚ガニです。これから脱皮を繰り返し、立派なベニズワイへと成長します。

計測作業

サイズ、甲羅の硬さ等を一匹一匹、丁寧に計測します。