漁業調査船「たじま」業務日記
混獲防除漁具改良試験(駆け廻し漁法による)
調査年月日:平成23年11月9・17日、12月5・13日
調査目的:身網下胴からのズワイガニ排出口の開発
調査海域:香住沖(水深150m付近・225m付近)
使用漁具:駆け廻し網(魚網)・水中ビデオカメラ
調査内容:駆け廻し網の身網下胴に配置した排出口の外側をカバーネットで覆い、入網物の排出割合を確認する。状況をレーダーにより確認する
10月21日 駆け廻し準備
トロール漁法の漁具から駆け廻し漁法の漁具に積み換えました。写真はトロールワイヤを陸に上げているところです。
11月8日
この日は、水中ビデオカメラの撮影時に目的の部位が分かりやすくなるよう網に細工を施しました。
撮影準備
写真中央がカメラです。水中でのズワイガニ等の動きを確認し、漁具改良の参考にします。
深度計
乗組員の手元にある小さな機器が深度計です。海底と網の底面までの距離を確認しながら操業します。