漁業調査船「たじま」業務日記
ベニズワイ調査
調査年月日:平成23年6月6~8日
調査目的:ベニズワイの採集調査を行い、水深帯別の分布密度、甲幅組成を継続的に把握する。
調査海域:兵庫県但馬沖合ベニズワイ操業海域(今回の調査は水深800・1000・1300・1500・1700m帯で実施)
使用漁具:深海用桁網(底びき網の一種)、カニ篭
調査内容:深海用桁網およびカニ篭試験操業を実施
8000m
今回のカニ篭試験操業で使用するロープの長さです。
投篭開始!
まず片端のタル(浮標)から海へ投じていきます。
順番待ち
篭は100m間隔で、ロープ(幹縄)と繋がれていて順次、海へ投入されていきます。
篭、投入
写真の上側に見えているのは、深海用桁網です。投篭中は邪魔にならないようロープで網を縛っています。投篭が終了して作業デッキが空いてから、深海用桁網の試験操業にかかります。
深海用桁網で入網した
ベニズワイです。カニ篭では採補できない、稚ガニや脱皮期のカニを獲ることが可能です。
稚ガニ
右側の稚ガニは、まだ泥を洗い流してない状態です。