漁業調査船「たじま」業務日記
混獲防除漁具改良試験(水中ビデオカメラ装着)
調査年月日:平成22年7月9・13・14・20・21日
調査目的:カレイ類幼稚魚やエチゼングラゲの混獲を防止する底びき網の開発を行う。
調査海域:香住沖(水深150m前後)
使用漁具:魚用駆け廻し網・水中ビデオカメラ
調査内容:網にカメラを装着して操業し、改良部位の網成りや網内でのクラゲ・魚の動きを把握する。
完成です
水中で撮影した時に見易いよう、ビニールひもを目印に改良しました。広げている網地は一部ですが網の大きさがよく判ります。
暑い中で
研究員が地元の漁師さん達に今回の試験調査の説明を行っています。調査前からいろいろな意見が出て、研究員を悩ましていました。このような意見が次回の試験調査でも役立ってきます。
操業前
網を入れる前に各種センサーを取り付け、網の拡がり具合などより細かいデータを取ります。
準備万全
駆け廻し漁具です。操業前はこのような配置になります。左舷からタル→ロープ→網→ロープ→タル揚げの順番で行います。
快晴のもと
梅雨も明けて夏空が広がる中での操業です。海はとても穏やかで作業は行いやすいものの、暑さが身にこたえます。
改良
操業が終わりビデオを確認後、水中での網の状態に変化をつけるため、皆で協議の上手直ししていきます。