漁業調査船「たじま」業務日記
カレイ類増殖場調査・・・採泥(平成22年3月24日)
調査年月日:平成22年3月24日
調査目的:但馬沖におけるカレイ類の産卵水深や幼稚魚の分布、餌生物の分布などを明らかにし増殖場造成の基礎資料を得る。
調査海域:但馬沖(水深150~225m)
使用器具:スミス・マッキンタイヤ採泥器
調査内容:採泥により餌生物や底質などを把握する。
国際信号旗
船舶間での通信に利用される世界共通の旗で、本船の状況や意志を表します。
採れたかな?
採泥器があがってきました。うねり、波があるため足元に注意しながら作業を行います。
採れました
採泥器をデッキ上に取込み、ケースを開放し泥を落とします。写真はケース片側の泥が落下した状態で、あと半分がケース内に残っています。
選別
採泥したものを海水を掛けながら1ミリ目のふるいでこします。この時、海水と一緒に餌生物が流されないように注意して行います。その後、集めた餌生物はホルマリンで固定し、種類や組成を調べます。