漁業調査船「たじま」業務日記
操業調査（ズワイガニ漁解禁時間の確認）（平成21年11月5～6日）
調査年月日：平成21年11月5日～6日
調査海域：兵庫県日本海沖合
調査目的：ズワイガニ漁解禁時間（11月6日午前0時）の遵守・徹底を図り、操業秩序の維持に資する
調査内容：兵庫県日本海沖合において、沖合底びき網漁船が操業を開始する状況をレーダーにより確認する
5日23時17分
各港から出港した沖合底びき網漁船が漁場に向かう様子がわかります。写真のレーダー画像は設定により約1時間ほどエコー（像）を残した状態です、こうする事により他船の動きが判り易くなります（航跡を表しています）。
6日0時00分
但馬の沖合底びき網漁船は、1隻で（開口板なしの）網を曳くために、片側のロープから海へ投入していき、ひし形を描くように反時計回りで最初の投入位置まで戻ってきます。0時ジャスト、各船一斉にロープの先端の大きなタルを海に落とし走り始めます。
6日0時33分
漁船が最初の投入位置へ戻り、ゆっくりと網を曳いていきます。写真のレーダー画像でひし形になった航跡がお判りいただけると思います。いよいよズワイガニ漁のスタートです。
市場調査
数時間前に漁獲されたばかりのカニを計測しています。
この後、せりにかけられ地元や全国各地へと発送されていきます。