漁業調査船「たじま」業務日記

ズワイガニかご調査(平成20年7月10-11日)

調査目的:ズワイガニを対象に、かにかご試験操業を実施し、資源水準・漁獲物甲幅組成のモニタリングを行う。
調査海域:兵庫県但馬沖ズワイガニ保護区域(内・外) 水深250m
使用漁具および用具:かご延べ縄 かご数 20個/連×2連(内・外)

1連につき20かご

7月10日 2連目の投かご準備終了。作業甲板上に20個のかごを出し、餌のサバを取り付けておきます。

かご揚げ作業開始

まず、延べ縄の端をつかむため、ブイ(標識)をスマル(ロープを引っかける道具)で引き揚げます。

かごの引き揚げ

船首側で幹縄からかごを取り外し、後部作業甲板へかごを移します。写真は後部作業甲板でかごを開けた瞬間です。保護区域内でオス44尾、メス277尾、区域外でオス57尾、メス44尾を採捕しました。

漁獲物測定

かごに入ったズワイガニは、サイズ(甲幅・ハサミ脚の太さ)を計測したあと、再び海へ戻します。