漁業調査船「たじま」代船建造日記

錨試験&ブロック初期(平成20年12月15-17日)

内容:
 起工式後、本格的に建造工事が開始されました。その進捗状況に加え錨試験の様子もご覧いただきます。錨試験とは、錨を投錨・揚錨する際に船体(特に球状船首)を傷つける事が無いか、うまく収納できるのかを確認します。使用した模型は実物の約2分の1の大きさです。船体について、現在は各箇所に分けられブロック別に組立が進行しています。小さいブロックから加工し、大きなブロックへと形を変えていく段階です。今回の写真からはまだ「船」とは思えませんが確実に新船完成に向かっています!

どうかな・・・?

錨を巻き揚げています。次の写真をご覧いただければ解りますが、収納時に錨が返らないといけません。

見事に!!

問題なく錨が返り、収納できることが確認されました。

船尾の一部(その1)

見ただけでは、まだまだ実感が沸きません。

船尾の一部(その2)

こちらも、まだまだと言った感じですが、これらを組合わせる事で「船」へとなっていきます。