業務概要
試験研究業務
- 新しい養殖技術の開発試験
- 安定したニジマス全雌3倍体作出など、新しい養殖技術の開発に取り組んでいます。
- アユの疾病対策
- 人間には感染しませんが、近年、アユの冷水病が全国的に流行しています。そこで、この病気や新たな感染症について、河川に放流される前にアユ種苗の保菌検査を行ったり、遺伝子を解析して病気への耐性を把握したりすることにより、県内への持ち込みや拡散を予防し、被害軽減を図っています。
- サクラマス・サツキマスの生態の解明
- 遊漁対象として人気が高まっているものの、県内における生態的な知見が少ないサクラマス・サツキマスに関する情報の聞き取りや、標識放流、遺伝子解析などを行っています。
指導業務
- 魚病指導
- 県内の養殖業者や河川漁業者が持ち込んだ魚の病気を検査し、診断や対策の指示などを行っています。
- 養殖指導
- 淡水魚類養殖についての相談業務や、現地での調査・指導を行っています。
普及啓発業務
- 体験学習
- 小中学生や一般県民の皆さんに淡水魚に親しんでもらい、河川環境を守ることの大切さを知っていただくため、学習会や生物の展示を行っています。