
古くから明石で獲られてきた水産物からランダムに10問出題します。
漢字の読み方をカタカナで回答してください。
Q1
拶双魚
答え:サッパ
解説

コノシロによく似ていますが、体長13cmほどの小型魚です。コノシロと違い背びれの後端は糸状に伸びていません。
播磨灘北部では定置網漁や巻き網漁で混獲されることもありますが、めったに市場に出ることの無い魚です。
岡山で有名なママカリは、サッパを開いて酢漬けにしたもの。
(写真提供:姫路市)
Q2
Q3
白魚
答え:シラウオ
解説

体長6~10cmほどの細く体幅の薄い半透明な魚です。千種川加工では、2~3月の短期間のみ産卵に来遊してくる親魚を狙った刺網漁が日暮れと共に行われ、春の風物詩となっています。
主に天ぷらや玉子とじ、吸い物にされます。
(写真提供:姫路市)
Q4
烏賊
答え:イカ
解説

10本の足がある軟体動物です。厳密には8本の腕と、2本の触腕を持っています。
触腕はイカだけが持っている餌を捕獲するための特殊な腕で、伸縮自在で他の腕よりも長いのが特徴です。
明石海峡近辺では主にコウイカ、カミナリイカ、アオリイカ、ケンサキイカ等が漁獲されます。
(写真はコウイカ/写真提供:姫路市)
Q5
鯛
答え:タイ
解説

大きいものでは全長1mほどになります。一概には言えませんが50~60cmまでは概ねメス、それ以上になるとオスになる魚です。明石海峡周辺の”明石鯛”はブランド鯛として関西を中心に知られています。
(写真提供:姫路市)
Q6
石鰈
答え:イシガレイ
解説

大きいものでは50cmほどになるカレイの一種。やや長いひし形をしています。表皮はウロコがなく、革のようにしっかりしています。
播磨灘北部では近年漁獲量が激減しており、幻のカレイになってしまいました。
繊維質のしっかりとした身質を味わえる刺身のほか、焼き物などで食されます。
(写真提供:姫路市)