漢字クイズ

古くから明石で獲られてきた水産物からランダムに10問出題します。
漢字の読み方をカタカナで回答してください。

Q1

答え:キギ

解説

ギギのこと。ナマズの仲間で、腹びれの棘と基底の骨をすり合わせ、「ギーギー」と低い音を出すのが名称の由来と考えられます。
煮物、フライ、天ぷらなどで食されます。

Q2

磯叩蝦

答え:イソタタキエビ

解説

エビの一種と考えられます。文献に名前は残っていますが、どのような生物だったかは分かっていません。

Q3

答え:コチ

解説

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ワニゴチやマゴチ等。大きなものは1m近くになり、比較的細長く平らな体型をしています。性転換をし、40cm以上はほとんどメスと言われています。
播磨灘では一年を通して底びき網漁や刺網漁で漁獲されます。
(写真はネズミゴチ/写真提供:姫路市)

Q4

答え:ハマチ

解説

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出世魚として広く知られ、関西ではモジャコ(~10cm)→ツバス(30~40cm)→ハマチ(40~50cm)→メジロ(50cm~80cm)→ブリ(80cm~)と呼び名が変わります。
5月頃に太平洋で流れ藻についたモジャコを採集し、いけすで大きく育てる海面養殖が主に西日本で行われています。
秋の深まりと共に味が良くなり、明石海峡ではハマチやブリを狙った釣り船で賑わいます。
(写真はブリ/写真提供:姫路市)

Q5

赤貝

答え:アカガイ

解説

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殻長10cmほどになり、ふくらみが大きく、殻表面は黒褐色の短毛に覆われた放射肋(ろく)が40数本あります。
播磨灘北部では、低水温期に底びき網漁で漁獲されます。
(写真提供:姫路市)

Q6

答え:スズキ

解説

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1mほどになり、全国的に成長とともに呼び名が変わる出世魚として知られています。関西では概ね30cmまでをセイゴ、60cmまでをハネ・フッコ、これ以上がスズキと呼ばれます。
播磨灘北部では年間を通して定置網や巻き網漁、船びき網漁、底びき網、かご網漁などで漁獲されます。
半透明な白身はあっさりとしており、刺身や洗い、塩焼き、西京焼き、ムニエルやソテーなど、和洋問わず使える食材です。
(写真提供:姫路市)

Q7

蝦雑喉

答え:エビザコ,エビジャコ

解説

蝦雑魚とも。
十脚目エビジャコ科のエビで、大きさは約4.5センチ。第1歩脚は大きくはさみ状です。主に佃煮にして食されます。

Q8

楚蟹

答え:ズワイガニ

解説

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深さ150~350mにすむ寒い海のカニで、おいしく人気があります。枝のように細長い脚を持つため、マツバガニとも呼ばれます。

Q9

答え:タイ

解説

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大きいものでは全長1mほどになります。一概には言えませんが50~60cmまでは概ねメス、それ以上になるとオスになる魚です。明石海峡周辺の”明石鯛”はブランド鯛として関西を中心に知られています。
(写真提供:姫路市)

Q10

沙魚

答え:ハゼ

解説

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秋が旬の魚で、播磨灘北部では生息域の関係で漁業対象にはなっていませんが、秋の休日には千種川や加古川などの汽水域ではハゼ釣りで賑わいます。
くせのない白身で、天ぷらから塩焼き、煮物、汁物など様々な調理法で食されます。
(写真提供:姫路市)

一部回答の解説には下記の書籍から抜粋して作成しています。

  • うまいもの自慢 姫路の地魚 食彩図鑑(発行:姫路市水産漁港課、姫路市立水族館/著者:増田 修)