資源管理
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魚は漁獲して数が減っても、卵を産んで元どおりに増えることができます。ただし、魚のすみかやエサがたくさんいるような環境が少なかったり、一度にたくさんとりすぎると、なかなか元の数にはもどりません。
特に瀬戸内海では、1960年代後半から1970年代にかけて、浅瀬が埋め立てられて、産卵場所や稚魚のすみかになる干潟や海藻がたくさんある藻場が少なくなっています。
そこで漁業者や水産の関係者は、魚を減らしてしまわないように漁業のルールを決めて、子供の魚は海に返してあげたり、稚魚を放流したり、産卵場を作ったりしています。
そのような魚を減らさないようにうまく漁獲していく漁業のやり方を資源管理型漁業といいます。
資源管理型漁業の主な取り組み
- 産卵前の親魚や小さな魚はとらない
- 魚をとらない期間(禁漁期間)を決める
- とってよい魚の量を決める
- 使う漁具や漁法を決める
- 魚のエサ場や産卵場を作る
- 稚魚を放流する
ガザミふやそう会の活動
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卵を持ったガザミ(ワタリガニ)がとれたら、海に返します。
イカの産卵場をふやす取組
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