沿革
[区分]
○内海側関連および全体事項
□日本海側関連事項
◎内水面関連事項
年(西暦).月.日 | 区分 | 事項 |
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大正13(1924). 4. 1 | ○ | 兵庫県水産試験場新設の予算確立。仮事務所を県庁内に置き、設立準備を始める。 |
大正13(1924). 6.25 | ◎ | 神崎郡山田村字多田の「山田養魚場」(設置:大正11年4月、敷地:1,428坪、木造藁葺平屋建事務所12.0坪、他、)を水産試験場に移管する。 |
大正13(1924). 12.16 | ○ | 漁業試験船「みさご丸」(木造、長さ29.6尺、8馬力)が進水する。 |
大正13(1924). 12.23 | ○ | 漁業試験船「菊水丸」(木造、18.9トン、40馬力)が進水する。両船にて漁業試験、海洋調査業務を開始する。 |
大正14(1925). 1.12 | ○ | 明石郡役所内(明石市相生町、現在:裁判所)に仮事務所を移転する。 |
大正14(1925). 3.29 | ○ | 明石市船町35番地に庁舎が新築竣工し、移転する(敷地:413坪、木造瓦葺二階建本館26.0坪、他)。場長公舎(土地:81.12坪、建物:27.25坪)を明石市大蔵谷字山崎地内(現在:東人丸町)に建設する。 |
大正14(1925). 4.1 | ○ | 「漁撈部」、「養殖部」、「製造部」、「庶務係」の3部1係を置き、業務を開始する。(落成式挙行:5月16日) |
昭和3(1928). 4. 1 | ○ | 「調査部」が加わる。 |
昭和3(1928). 9. | ○ | 庁舎の北側に講堂と研究室を増築する。 |
昭和4(1929). 2. | □ | 漁業試験船「但馬丸」(鋼船、89トン、185馬力)が進水、津居山港に回航する。城崎郡港村役場内に「但馬丸事務所」を開設し、日本海における漁業試験ならびに指導業務を開始する。 |
昭和6(1931). 6. | □ | 城崎郡香住町字西歌崎に「但馬分場」(敷地:540坪、木造瓦葺二階建本館29.5坪、他)を設置し、加工ならびに増殖に関する試験指導業務を開始する。 |
昭和7(1932).12. | ○ | 「菊水丸」に代わり「白鴎丸」(木造、16.87トン、45馬力)を建造、進水する。 |
昭和10(1935).10. | □ | 但馬分場内に「香住漁業無線局」を開設し、業務を開始する。 |
昭和11(1936).10. | ○ | 場長公舎を明石市大蔵谷清水526(道路拡張に伴う代替地)に移転する(土地104.89坪、建物33.25坪)。 |
昭和11(1936). 10.27 | ○ | 高松宮殿下、同妃殿下が御視察される。 |
昭和12(1937). 5. | ○ | 「淡路分場」を津名郡洲本町字炬口(同年12月に新築竣工,臨海クラブ仮舎より移転,敷地:1787.5坪、本館:木造石綿盤葺二階建 41.09坪、他)に設置する。「講習部」を併置して漁村の中堅人材の養成を図る。(修業年限:1ヶ年) |
昭和17(1942). 4. 1 | ◎ | 城崎郡清滝村十戸の県営「清滝鮭鱒孵化場」(設置:大正13年、敷地:262坪)を移管される。 |
昭和19(1944). 3. 2 | □ | 「但馬丸」が海軍に徴用され津居山港を出港。舞鶴を経て横須賀港へ向かう。 |
昭和19(1944). 5 | □ | 「但馬丸」が輸送船の任に就きウェーキ島(大鳥島)に向かう途中、同島北方200浬の洋上で米潜水艦に撃沈され漁業試験船を失う。 (「但馬丸事務所」を閉鎖する)乗組員11人、兵員14人のうち乗組員3人、兵員1人が救助されたもよう。(昭和21年10月30日復員した船長の報告による) |
昭和20(1945). 4. 1 | ◎ | 印南郡東神吉村神吉に勤労奉仕で建設中の「神吉養魚場」(敷地:3,334坪、木造平屋建人夫舎24.0坪、養魚池、他)が完成し、淡水増殖事業を開始する。 |
昭和20(1945). 7. 7 | ○ | 空襲により本場庁舎、施設のすべてを焼失する。(明石市上の丸、キリスト教会内に仮事務所を設置する) |
昭和20(1945). 8.15 | ○ | 終戦。県令第28号により「水産試験場」が廃止される。「水産指導所」に改組され事業を継承する。旧本場および分場等はそれぞれ「兵庫県水産指導所」、「同神吉養魚場」、「同洲本分場」、「同香住分場」に改められる。 |
昭和21(1946). 5. 1 | ○ | 旧本場(明石市船町35番地)の跡地に仮庁舎を建設し、業務を開始する。 |
昭和22(1947). 4. 1 | ○ | 「洲本分場」を農林省に移管する。 → (内海区水産研究所洲本支所となる) |
昭和23(1948). 3. | ○ | 仮庁舎に代わる新庁舎が完工する。 (本館:木造瓦葺二階建162.0坪、他) |
昭和23(1948). 4. 1 | ○ | 明石庁舎(本場)が戦災復旧し、竣工する。「水産試験場」に名称が復元される。「庶務部」、「漁撈部」、「養殖部」(養魚場を含む)、「製造部」の4部を置く。(県規則第31号) |
昭和23(1948). 4. 1 | □ | 「香住分場」を農林省に移管する。 → (日本海区水産研究所香住支所となる) |
昭和23(1948). 5. 1 | ○ | 明石市と協賛して庁舎復旧事業として「水産博覧会」を開催し、水産知識の普及を図る。(会場:本庁舎および中崎海岸、開催期間:5月1~20日) |
昭和25(1950). 6. | □ | 昭和19年5月より閉鎖されていた漁業試験船事務所を、豊岡市瀬戸の豊岡市役所港出張所内(旧港村役場)に開設し、準備を始める。 (「兵庫丸事務所」) |
昭和25(1950). 9. 3 | ◎ | 「清滝鮭鱒孵化場」がジェーン台風のため損壊し、使用不能となる。水産庁の助成を受けて復旧工事を行う。 |
昭和25(1950). 12. | ○ | 「水族生態研究所」を明石市相生町浜通93-2(中崎海岸)に設置する。餌虫の蓄養研究、有用水族の生態研究等を行うとともに、広く観察と学習に供するための飼育施設として開設する。(水産博覧会「資料館」跡を増改築する) |
昭和26(1951). 5. | ○ | 漁業試験船「松風丸」(木造、3.61トン、14馬力)が進水する。 |
昭和26(1951). 9.30 | □ | 漁業試験船「兵庫丸」(木造、51.16トン、160馬力)が進水する。津居山港に回航し、日本海における漁業試験等調査業務を再開する。 |
昭和28(1953). 3.31 | ○ | (「内海区水産研究所洲本支所」が用途廃止される) |
昭和30(1955). 4. 1 | ○ | 組織を「総務課」、「漁業課」(兵庫丸を含む)、「養殖課」(養魚場を含む)、「製造課」、「普及調査課」の5課に改める。 |
昭和30(1955). 7. | ◎ | 「猪名川養鱒場」を川西市一庫向山に設置、業務を開始する。 |
昭和32(1957). 4. | ○ | 「水族生態研究所」を用途廃止し、明石市に払い下げる。(「明石市立水族館」となる → 昭和47年4月13日閉鎖される) |
昭和32(1957). 12. | □ | 城崎郡香住町字若松(水産加工協同組合内)に「魚類人工乾燥試験所」を設置し、加工試験および指導業務を開始する。 |
昭和32(1957). 12. 5 | ○ | 赤穂市御崎字西町814-6に「赤穂のり人工採苗場」を設置し、糸状体培養、のり養殖指導業務を開始する。(敷地:242.46坪、木造スレート葺き平屋作業場等14.5坪、他) |
昭和35(1960). 3. | ○ | 本場内に「漁民教室」、「生物実験水槽室」を建設する。普及業務、飼育試験業務の充実を図る。 |
昭和35(1960). 6. | □ | 「魚類人工乾燥試験所」を用途廃止し、香住町に払い下げる。 |
昭和35(1960). 12. | ◎ | 「猪名川養鱒場」を用途廃止し、猪名川漁業協同組合に払い下げる。 |
昭和36(1961). 1. | ○ | 赤穂のり人工採苗場の「屋外採苗棟」を増設する。 |
昭和36(1961). 3. 3 | ○ | 「白鴎丸」に代わり漁業調査船「白鳥丸」(木造、30.4トン、160馬力)が進水する。 |
昭和36(1961). 4. 1 | ○ | 県立」水産試験場に改称される。 (昭36兵庫県規則第40号) |
昭和36(1961). 9. 8 | ○ | 赤穂のり人工採苗場用の調査船「ちくさ」(木造、0.46トン、3馬力)が進水する。 |
昭和37(1962).11. 7 | ◎ | 「山田養魚場」、「清滝鮭鱒孵化場」の各施設の業務を停止する。 |
昭和39(1964). 3.31 | ◎ | 「山田養魚場」(姫路市山田町多田) および「清滝養鱒孵化場」(城崎郡日高町十戸)を用途廃止。それぞれ県内水面漁連および県養鱒漁業協同組合に払い下げる。 |
昭和39(1964). 4. 1 | ○ | 「沿岸漁業改良普及員」、「水産業改良普及嘱託員」がそれぞれ県水産課、各市町に配置替えされたことにより「普及調査課」を廃止し、新たに「指導課」を置く。 |
昭和39(1964). 4.10 | ○ | 漁業調査船「まつかぜ」(木造4.12トン、20馬力)が進水する。 |
昭和39(1964). 10. 7 | ○ | 「松風丸」を用途廃止する。 |
昭和39(1964). 11. 1 | ○ | 明石市の住居表示変更に伴い本場所在地が明石市船町35番地から「明石市港町2番22号」となる。 |
昭和40(1965). 4. 1 | □ | 城崎郡香住町字西歌崎1852-4に“但馬漁業センター”(敷地:2,706㎡、鉄筋コンクリート2階建延833㎡、他)が竣工し、同所内に「水産試験場香住詰所」が設置され、業務を開始する。(県告示第349号) |
昭和40(1965). 10. | □ | 「兵庫丸」を用途廃止する。代船として県漁業公社所有の「第1兵庫丸」(外板木造、99.59トン、290馬力)を用船して調査研究に運用する(昭和40年4月~42年10月)。 |
昭和41(1966). 3.31 | (「日本海区水産研究所香住支所」が用途廃止される。) | |
昭和42(1967). 8. 1 | ○ | 明石市大蔵谷清水526の「場長公舎」を用途廃止する。敷地(302㎡)は管財課に所管替えとなる。民間へ払い下げする。 |
昭和42(1967).10. | □ | 「第1兵庫丸」に代わる漁業調査船「新但馬丸」(鋼船、118.67トン、500馬力)が竣工し、運用を開始する。(本拠地:豊岡市津居山港) |
昭和43(1968). 3.31 | ○ | 「赤穂のり人工採苗場」を用途廃止し、施設を赤穂市に払い下げる。 |
昭和43(1968). 4. 1 | ○ | 本場新庁舎が明石市中崎1丁目6番8号(中崎海岸埋立地)に竣工し、港町の旧庁舎から移転する。(敷地:8,968㎡、本館:鉄筋コンクリート2階建延べ1,310.9㎡、他) (昭36県規則 第40号の改正/規則24号) |
昭和43(1968). 4. 1 | □ | 「香住詰所」が「但馬分室」に改称される。 (県告示第330号-2) |
昭和43(1968). 6. | ○ | 旧本場庁舎(明石市港町2-22)の用地(2,899.7㎡)を明石市に譲渡する。 |
昭和43(1968). 10. | □ | 豊岡市小島に「新但馬丸事務所」及び漁具倉庫を建設し、豊岡市役所港出張所内から移転する。 |
昭和44(1969). 3.31 | □ | 城崎郡香住町字西歌崎1852番地(旧日本海区水産研究所香住支所跡地)に新庁舎(分場)を建設し、移転する。 (敷地:1425㎡、鉄筋コンクリート2階建延343㎡他) |
昭和44(1969). 4. 1 | □ | 新庁舎完成に伴い「但馬分室」を「但馬分場」に改称昇格する。漁業資源部門に加 え、利用加工部門 の試験研究と指導業務が加わる。 |
昭和44(1969). 4. 1 | ○ | 分場開設に伴い「製造課」を廃止する。「指導課」に一部業務を加え「指導加工課」となる。(昭36県告示第40号改正/規則第17号) |
昭和45(1970). 1.20 | ○ | 本場内に種苗センター飼育棟、屋外生産水槽等を新築整備する。 |
昭和45(1970). 4. 1 | ○ | 「県立水産種苗センター」が設置され種苗生産業務を開始する。 (養殖課が対応。クルマエビ、ガザミ、アカガイ、ワカメ種苗の生産と配布を行う) 「漁業取締員室」を場内に新築する(水産課所管)。 |
昭和45(1970). 12. 8 | ○ | 水質調査船「ちどり」(FRP製4.92トン、105馬力)が進水する。 |
昭和46(1971).10.14 | ○ | 漁業課、養殖課、指導加工課を廃止し、「資源部」、「増殖部」を新設する。 |
昭和48(1973). 4. 1 | ○ | 1課2部1分場(「総務課」、「資源部」、「増殖部(神吉養魚場を含む)」、「但馬分場」)となる。 (昭36県規則第40号改正/規則第17号) |
昭和49(1974). 9. 7 | ○ | 創立50周年記念事業として、明石港沖において放魚祭を行う。 |
昭和50(1975). 3.28 | ○ | 漁業調査船「まつかぜ」に代わり「さちかぜ」(FRP製、4.93トン、85馬力)が進水する。 |
昭和50(1975). 10.14 | ○ | 常陸宮殿下、同妃殿下が本場を御視察される。 |
昭和51(1976). 7. | ○ | 本場内にアユ種苗生産施設(海水ろ過槽新設を含む)を新築し、業務を開始する(増殖部が対応)。 |
昭和53(1978). 2. | □ | 分場内にアワビ種苗生産施設が竣工する。 |
昭和53(1978). 4. 1 | □ | 分場に増養殖研究部門が加わり、アワビ種苗生産業務が始まる。 |
昭和54(1979). 3.31 | □ | 分場内の加工実験棟を建て替え整備し、竣工する。 |
昭和54(1979). 7. | ○ | 調査船「白鳥丸」に代わり「ひょうご」(木造、45.95トン、550馬力)が進水する。 |
昭和55(1980). 4. 1 | □ | 「但馬分場」が新組織「但馬水産事務所」(城崎郡香住町香住1852-4 但馬漁業センター内)の所管となり、「試験研究室」に名称変更される。但馬水産事務所は「総務課」(新設)、「水産課」(豊岡農林事務所水産課を移転)、「漁港課」(浜坂土木香住事業所を移転)とを加えて3課1室で発足する。なお「新但馬丸事務所」は「試験研究室津居山分室」に改称される。(昭36県規則第40号改正/規則第15号) |
昭和55(1980). 4. 1 | ○ | 水産業専門技術員が配置される(「専技室」)。 |
昭和56(1981). 3.31 | ◎ | 「神吉養魚場」(加古川市東神吉町神吉千原177)を用途廃止する。用地(11,250㎡)を加古川市に払い下げる(コイ仔生産は民間業者を奨励する)。(昭36県規則第40号改正/規則第36号) |
昭和57(1982). 4. 1 | ○ | 明石市二見町南二見22-1に「兵庫県栽培漁業センター」(増殖部所管)を新設し、種苗生産業務を開始する。(敷地:18,440㎡、管理棟:鉄筋コンクリート2階建延499.5㎡、飼育棟、他)(昭36県規則第40号改正/規則第43号) 業務(マダイ、ヒラメ、マコガレイ種苗の生産と配布、他)を「(財)兵庫県水産業改良普及協会」に委託する。(竣工式:7月9日。新造漁業取締船”はやたか”の竣工式も同所で合わせ行う) |
昭和58(1983). 2 | ○ | 栽培漁業センターに、カーメンツェフ、ソヴィエト連邦漁業大臣が視察来訪する。 |
昭和60(1985). 6.17 | ○ | 栽培漁業センターに、ベンサレム・スミリ、モロッコ漁業大臣が視察来訪する。 |
昭和61(1986). 4. 1 | ○ | (財)兵庫県水産業改良普及協会により栽培漁業センター隣接地に「兵庫のり研究所」が開所する。同所内に「水産試験場駐在室」(増殖部所管)を設置する。 |
昭和62(1987). 5.26 | ○ | (財)兵庫県水産業改良普及協会が「(財)兵庫県栽培漁業協会」に名称変更する。 |
昭和62(1987). 11. | □ | 漁業調査船「新但馬丸」を用途廃止する。 |
昭和63(1988). 3.30 | □ | 「新但馬丸」に代わり「たじま」(鋼船、140トン、1,000馬力)が竣工し、運用を開始する。漁業調査の他に漁業取締業務が加わる。(竣工式:4月26日) |
昭和63(1988). 8. 1 | □ | 試験研究室津居山分室(豊岡市小島字外浜845)を城崎郡香住町境浜頭1116(旧香住漁港事業所建物)に移転する。「試験研究室香住境分室」に改称する。 |
平成 2(1990).10. 6 | ○ | 新水産試験場建設工事起工式を明石市二見町(栽培漁業センター隣接地)で行う。 |
平成3(1991). 4. 1 | ○ | 新水産試験場「漁業研修館」が完工する。(鉄筋コンクリート2階建延849㎡、他) |
平成3(1991). 10.31 | ○ | 新漁業調査船「ちどり」(FRP製、9.1トン、120馬力)が竣工し、運用を開始する。 旧「ちどり」、「さちかぜ」を用途廃止する。 |
平成4(1992). 4. 1 | ○ | 明石市二見町南二見22-2に新庁舎(敷地:11,482㎡、本館:鉄筋コンクリート4階建延3,067㎡、他)が完成し供用を開始する。(竣工開所式:4月23日) 「漁業研修館」が組織に加わる。兵庫のり研究所「駐在室」を廃止する。 (平成4年県規則第25号) 移転に伴い種苗生産業務(クルマエビ、ガザミ、アユ)を廃止する。(県栽培漁業協会、内水面漁連に業務を移行) |
平成5(1993). 4. 1 | ○ | 「普及部」を新設する(県庁水産課普及係を廃止)。 (平成5年県規則第27号) |
平成5(1993). 4. 1 | ○ | 「水産総合情報システム」が完成し運用を開始する。(竣工開通式:4月23日) |
平成6(1994). 4. 1 | □ | 城崎郡香住町境に「但馬栽培漁業センター」(増殖部所管)を新設し、種苗生産業務を開始する。(敷地:17,596㎡、管理棟事務室等:324㎡、飼育棟、他) 業務(マダイ、ヒラメ、アワビ、サザエ種苗の生産と配布、他)を県栽培漁業協会に委託する。(竣工開所式:4月8日) 管理棟(鉄筋コンクリート2階建1,168㎡)の一部は、開催中の「但馬・理想の祭典」の海中公園展会場”海の館”に供する。 (会期:1994年4月9日~12月25日) |
平成6(1994). 4. 1 | 但馬栽培漁業センターの業務開始に伴い、「試験研究室」のアワビ種苗生産業務を廃止する。 | |
平成7(1995). 1.17 | ○ | 兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)に被災する。 (復旧費1億4千万円) |
平成7(1995). 4. 1 | ◎ | 朝来郡朝来町田路1134に「内水面漁業センター」(新組織)を新設し、業務を開始する。(敷地 :5,125㎡、本館:鉄筋コンクリート平屋建392㎡、他)(竣工開所式:5月27日) |
平成7(1995). 4. 1 | ○ | これにより組織は「資源部」、「増殖部」、「内水面漁業センター」、「普及部」、「専門技術員室」、「漁業研修館」、「総務課」となる。 |
平成8(1996). 4. 1 | ○ | 旧水試跡地(明石市中崎1丁目6-8)が土木部に所管替えとなり、明石東外港整備事業(公園化)に供される。「水産試験場跡」の碑建立:11(1999). 3) |
平成10(1998). 4. 1 | □ | “海の館”跡の改築整備が終わり、但馬水産事務所「試験研究室」が移転する。(城城崎郡香住町境1126-5) |
平成11(1999). 3. | □ | 但馬水産事務所試験研究室に地域に解放された施設として加工実験棟が完成する。(鉄骨平屋建て 290㎡) |
平成14(2002). 4. 1 | ○ | 県下農林水産関係6試験研究機関が組織改革により統合し、県立農林水産技術総合センターとなり、水産試験場は水産技術センター、但馬水産事務所試験研究室は但馬水産技術センターとなる。 これにより水産技術センターの組織は「総務」、「資源部」、「増殖部」、「普及部」、「但馬水産技術センター」、「内水面漁業センター」となる。 |
平成17(2005).1.13 | ○ | 漁業・環境調査船「新ひょうご」(鋼船、48トン、1832kw)が竣工し、運用を開始する。漁業調査と共に水質調査業務を実施する。(竣工式:1月27日) 旧「ひょうご」、「こんぺき」を用途廃止する。 |
平成17(2005).4. 1 | ○ | 「漁場環境情報システム」が完成し運用を開始する。 |
平成21(2009).4. 1 | ○ | 「普及部」が廃止となり、「資源部」に統合される。 これにより水産技術センターの組織は「総務」、「資源部」、「増殖部」、「但馬水産技術センター」、「内水面漁業センター」となる。 |
平成21(2009).7.31 | □ | 漁業調査船「たじま」(鋼船、約199トン、約1,323kw)が竣工し、運用を開始する。(竣工式:7月31日)旧「たじま」を用途廃止する。 |
平成29(2017).4. 1 | ○ | 「資源部」が「水産環境部」、「増殖部」が「水産増殖部」に組織改編される。 |
令和3(2021)4.1 | ○ | ふれあいプール(タッチングプール)、エントランスの展示施設が更新される。 |
令和4(2022)11.13 | ○ | 天皇皇后両陛下が御視察される。 |